『空手バカ一代』の中盤以降の作画家を努め、極真カラテとも非常に縁の深い故・影丸穣也先生を偲ぶ会が、7月1日、後楽園飯店で行なわれ。影丸先生は4月5日に病気のためお亡くなりになっていたが、本人の意志により、生前に縁のあった少人数での偲ぶ会が開かれた影丸先生のご家族や親戚の他、漫画界、出版界、ファンクラブ、武道界から縁の深い方が参加した。
新極真会からは緑代表と三好副代表が参加。昨年、出版されたマンガ『緑健児物語』は、当初、影丸先生の作画が予定されいたが、病状が悪化したため先生の指名で多田拓郎先生にバトンタッチされて完成した。影丸先生のご尽力なくして実現はしなかった作品である。
その『緑健児物語』を作画した多田先生が、この会を取り仕切り司会を行なった。
会場には『空手バカ一代』が掲載された『少年マガジン』をはじめ、影丸先生の作品やイラストが並べられ、漫画関係者から影丸先生が現代に続く漫画界への影響など生前の偉業をたたえた。影丸先生のご冥福をお祈りいたします。 |